王道☆くえすと!!


「アリアちゃん?」

「・・・あ、してないとか?」




・・・・・・・・・。




「アリアちゃん・・・今回は進級に・・・アリアちゃんの場合、卒業にモロ響くけど・・・?」




・・・・・・・・・・・。(汗




「そうねぇ。卒業できないとか、色々恥ずかしいわよねぇ。貴女の場合は、特に」

「~~~~~~~~っうるさいうるさいうるさいいぃっ!!!」

「あっアリアちゃん!?」

「いいわよ筆記なんてっ!どうせ実技で満点さえ取れれば合格するものっ!!世の中実力主義なのよどうせっ」




アタシの通っている学校は、錬金科、武芸科、魔法科、精霊科ってのがある。

アタシはそのうちの魔法科を専攻してるってワケ。


んで、アタシはね?

基本的に“感覚”で魔法を使ってるのよ。

だから実技は超・大得意☆なんだけど・・・筆記はちょっと・・・あは☆(汗




「あら?今回は実技がないって言ってなかった?マラ」

「・・・え?」

 
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