王道☆くえすと!!


「じゃ、やってみましょうか」

「うん」




よし、真面目にやろう。

流石にここまで言っておいて失敗したら恥ずかしい。←


え~と、確かこれには依り代がいるのよね。




「依り代は・・・これでいっか」

「え!?」




そういってアタシが取り出したのは、万年筆だった。

しかも、パッと見安物の。




「依り代それでいいの!?」

「うん、別にこれでいいでしょ」

「ていうかそれ、もらい物じゃなかった?」

「ええ」




その万年筆は、初等部の時、主席卒業したということでもらった物。

一応魔術的価値のある代物らしいけど・・・。

 
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