王道☆くえすと!!

や、ちょっとタイム。




「・・・ど、どうしたの?アリアちゃん」




呪文が途切れたことを心配してマラが小声で話し掛けてくる。


・・・や、すっごくすっごおおおおく、今更なんだけど。




この呪文、嫌いなのよねぇ。((ぇ




だって、最後に命令するのよ?

“その命に代えても我を守るべし”って・・・。


なんていうか・・・そんなのイヤじゃない?

アタシは別に、使い魔を奴隷みたいに扱いたいワケじゃないし。

使い魔と、対等でいたい、って思う。

アタシの力を恐れて言うことを聞くんじゃなくて、信頼しているからアタシの言うこと聞く。
聞いてくれる。




どうせなら、そんな関係になりたいじゃない。




ほら、主を取るか自分を取るかで、主を取ってくれる~・・・みたいな。


ソッチの方がお得だs・・・ゲフンゲフン今のなし。

 
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