何度忘れようとしても
え・・・?
ちょっと待って。

私は、その完全に予想外の真梨果ちゃんの言葉に、最初、何から質問していいのか分からず少しの間頭の中の整理がつかなかった。

「え、ホントに!?・・・それって、いつから?」

私がなんとか一番肝心な事を聞いた時

「本日のランチです」

食事が運ばれてきて私たちの会話は一時中断されてしまった。
その間、私の胸の当たりに真っ黒な影みたいな感覚がどんどん広がっていった。




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