何度忘れようとしても
そのうち1年が経ち、私は友達が紹介してくれた男の子と付き合ってみたりした。

けれど気づけばいつも孝昭と比べてしまう自分が居て、余計に辛くなった。

結局、その彼とは3ヶ月で別れ、その半年後に私は自ら希望して今のオフィスに異動してきたのだった。

美容部員を辞め、営業になるという条件で。

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