何度忘れようとしても
疲れたと言うよりも、とにかくお腹が空いていた。
持っている荷物をデスクに置くとおもむろに、昼間買ったドーナツの箱を開け、まずは高岡さんのところへお裾分けに行く。
「高岡さん、ドーナツどうぞ」
「あら、美味しそう。いただきまーす。どこで買ってきたの!?」
高岡さんは嬉しそうにドーナツを選んでいる。
「リンカ堂で買ったんですよ。高岡さん今日も遅くまでやるんですか?」
「うーん…今日も遅くなりそう。これ、いただくね。ありがとう」
高岡さんはホワイトチョコレートでコーティングされた、ピスタチオ入りのドーナツを選んだ。
これ、一番食べたかったんだけどな・・・と思いながら、私は箱を引っ込めた。
持っている荷物をデスクに置くとおもむろに、昼間買ったドーナツの箱を開け、まずは高岡さんのところへお裾分けに行く。
「高岡さん、ドーナツどうぞ」
「あら、美味しそう。いただきまーす。どこで買ってきたの!?」
高岡さんは嬉しそうにドーナツを選んでいる。
「リンカ堂で買ったんですよ。高岡さん今日も遅くまでやるんですか?」
「うーん…今日も遅くなりそう。これ、いただくね。ありがとう」
高岡さんはホワイトチョコレートでコーティングされた、ピスタチオ入りのドーナツを選んだ。
これ、一番食べたかったんだけどな・・・と思いながら、私は箱を引っ込めた。