何度忘れようとしても
グラスを置いた私は、やっと落ち着いて男子達を眺めた。

みんな営業というだけあって、見た目の感じはまあまあ良さそう。

「みんな適当に食べたいもの選んでいいよ」

一番右側に座っている先輩っぽい人が食事のメニュー表を広げてこちらに手渡してくれた。

女子4人で、あれこれ好きな物を選んでそれを翔太にオーダーしてもらう。

それから自己紹介をした。
翔太の隣に座る洋平くんは1コ下の25才で後の二人は28才で年上だった。



< 61 / 222 >

この作品をシェア

pagetop