何度忘れようとしても
店を出て駅へ向かう途中、何となくそれぞれみんな誰かと並んで歩くような感じになっていた。
私の前を翔太が真梨果ちゃんに何やらちょっかいを出して歩いている。
私はというと、斜め向かいに座ってた年下の洋平くんと歩いていた。
彼は、今日のメンバーで一番おっとりしてる印象を受けた子だった。
私は酔いつつも、当たり障りのない言葉を選んで話しかけた。
「今日は飲んだねー。明日はお休みなんでしょう?」
「明日、出勤なんですよ。休みですか?」
ちょっとダルそうな声をだす洋平くん。
彼も忙しいのだろう。
「えー!?そうなんだ、大変だね。私は明日結婚式に行くの。午前中だから二日酔いが心配」
明日は11時から結婚式だった。
私の前を翔太が真梨果ちゃんに何やらちょっかいを出して歩いている。
私はというと、斜め向かいに座ってた年下の洋平くんと歩いていた。
彼は、今日のメンバーで一番おっとりしてる印象を受けた子だった。
私は酔いつつも、当たり障りのない言葉を選んで話しかけた。
「今日は飲んだねー。明日はお休みなんでしょう?」
「明日、出勤なんですよ。休みですか?」
ちょっとダルそうな声をだす洋平くん。
彼も忙しいのだろう。
「えー!?そうなんだ、大変だね。私は明日結婚式に行くの。午前中だから二日酔いが心配」
明日は11時から結婚式だった。