何度忘れようとしても
ホテルの最上階という事が、なんだか天国に居る様な気持ちにさせた。
今頃、由紀はどんな気持ちで式の始まりを待っているのだろう。
それは私のまだ知らない、いつか知る事ができるのかも分からない花嫁の気持ち。
しばらくするとパイプオルガンの演奏が始まった。
みんな後方の扉に一斉に意識を集中させる。
私もドキドキして入場を待った。
やがて、扉が開き由紀と圭吾くんが腕を組んで入場してきた。
今頃、由紀はどんな気持ちで式の始まりを待っているのだろう。
それは私のまだ知らない、いつか知る事ができるのかも分からない花嫁の気持ち。
しばらくするとパイプオルガンの演奏が始まった。
みんな後方の扉に一斉に意識を集中させる。
私もドキドキして入場を待った。
やがて、扉が開き由紀と圭吾くんが腕を組んで入場してきた。