再会


次の日早くも私の平穏なキャンパスライフは失われることとなる


「ねぇっ!!」


後ろから呼ばれて振り返ると、そこにいたのはあいつだった


無視をして何事もなかったかのように前を向いて歩き出す


「えっ、ちょっと…。あの、俺さあれから考えたんだよね。何で嫌われてんのか。だけどさ、いくら考えても分かんないんだよ。頼むから理由教えてくれよ」


その言葉に足を止め振り返る


「本当に聞きたいですか?」


「聞きたい」


「これを聞いたらますます私と仲良く出来ないと思いますよ」


「えっ?」



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