再会
入学式が終わり外に出ると、またあの男の姿
やっぱり自然と視界に入ってくる彼は、どんどんこっちに近づいてくる
やばい、逃げなきゃ
そう思うのに恐怖で足が動かない
「あの!新入生代表挨拶されてましたよね?」
ここで無視したら逆に変に思われる
「はい…」
「すっげーよかったですよ!」
「ありがとうございます…」
「よかったら友達なりません?」
友達?私を犯した男と?
「ごめんなさい。そういうのはちょっと…」
「あ、そうですよね。すいません、いきなり」
「いえ、じゃ…」
足早にその場を去った
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