再会


「私先に帰るね…」


この場の空気に耐えられなくなり、立ち上がった


「送っていくよ」


「いい」


「いいじゃん、送ってもらいなよ~。夜道は危ないよ?」


誰が一番危ないと思ってんの?


「大丈夫。まだ明るいから」


お金だけ置いて帰ろうとしたら、後ろからついてくるあいつ


何を言ってもついてきそうな雰囲気だったので、無視して歩き出した



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