どうしても。
「なーに、一人でニヤニヤしてんのよ。気持ちわるいなぁ」 


今は院内にある休憩室で二人でお昼休み。


「なんでもないわよ。それより前に言ってたイケメンパパの奥さんってもう退院したの?」



「なによ~あんたも気になってんの?そりゃ芸能人でもあんなに整った顔の人なんていないよねぇ。そりゃ気になるか。」


と、言いながらみちが知ってる事をなんとか聞き出した。



奥さんはすでに退院してる事。

彼は夜の水商売をしてる事。

奥さんはそこのホステスだったって事。

そしていつも病室ではラブラブだったって事。



< 7 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop