本と私と魔法使い
「よろしくね、和泉さん…」

「…うん、」

顔を引き攣らせながら、私達はあいさつする。
それにふたりは気付かずに笑いながら話している。


「良かったわよねー、2人が仲良くて。ね、宗一さん」

「だなー」


変な図書館で会った怖い人は、
本日をもって私のキョーダイになるらしい。


こいつと一緒とか、泣きたくなるのはこっちよ!!


私、どうなるんだろう…。明日を心配して私は途方にくれた。
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