俺様なんてありえないッ![完]



「ふうん」




表情一つ変えない私に、4人はなんかビックリした様子。




「なんで、みんな驚いてるんですかね?」




「いや…普通は顔を真っ赤にするか、照れるか…するんやないとっ?なんに無表情っち…」




田中さんは俺様男を哀れみの目で見ている。




「私は、俺様男と初々しい中学生日記をするつもりはありません。


そこの俺様男も負けず嫌いだから、自分が助けたかっただけじゃない?」







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