俺様なんてありえないッ![完]




「後はいないのかー?じゃあ男子が決まった後にまた聞くから覚悟しとけよー」




私は覚悟の時間も貰えなかったんですが…


無視して

森野

と黒板に書いた先生を恨むかも。私。




そんな事を思っていると、田中さんは私の方を見ると二カッと笑って親指を立てた。




こっちは笑う気持ちじゃないですよ…。




きっと、私の顔最高にひきつっていると思う。



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