俺様なんてありえないッ![完]




「だ…誰に」




本当は分かっているけど、何故かそう言ってしまった。




「分かってるでしょ?
私が薗田君を好きだって」




知ってるに決まってる。



「薗田君がリーダーになったから私もなったんだ。

アピール出来るチャンスだと思ったから」




瀬尾さんはニッコリ笑っている。






< 145 / 348 >

この作品をシェア

pagetop