名前も知らない向こうのキミへ

「・・・・・・・でもね、
もっと大切な人がいるんだ。




…気が付いたらずぅーっと片想いしてた。


誰よりもうざくて。


でも


誰よりも大好きだった。



だからね…」




「小野さん、もういいよ?
素直な気持ちがわかれて凄くよかった。」



涼介君は最後に
素敵な笑顔を見せてくれた。




______________ごめんね。



これが、今の私の素直な気持ち。




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