名前も知らない向こうのキミへ
「ゆずー!!ちゃんと伝えてきたよ。」
「楽しそうだったね。」
「え??」
「かおのあんな笑顔久しぶりに見たよ、嬉しかった。」
「遊子…」
「やっぱりいい人だね、幽霊さん。」
「だから人だってば~」
確かに久しぶりに笑った。
遊子ともこんなに笑えて、
今がすごく幸せな気がした。
「ねぇ、かおる、今日お弁当3人で食べない?」
「うん…まあいいけど。」
「もう何でも話せるんじゃない?」
「…まあ」
________________キーンコーンカーンコーン
今日は久しぶりに涼介君の事考えようかな~