名前も知らない向こうのキミへ

__________________ドンッ


「痛ッ どうしたのそんな勢いでー」


「遊子!助けて!死にそう!」


「だからどうしたのってばー」


「涼介君と話したんだけど…緊張しすぎて日本語パー!!!どうすればいいい??」


「あ~りゃりゃ」


「恥ずかしい…」


「でもやったジャン!!!話せたんだしっ」


「アイツが話してこいって…」


「いい友達できたね、かおるっ」


「…遊子には負けるかな。」






まあ確かにアイツには感謝してる。
だけどあんな姿涼介君の前で見せちゃって。


もう顔なんて見せられない…
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