名前も知らない向こうのキミへ

国語の授業中、
先生のチョークが黒板に当たる音と
かすかな秒針の音が教室に鳴り響く…



______すごく静かな4時間目だった。



そんな中でもコソコソと笑う
涼介君と愛莉菜ちゃん…。


よりいっそう仲良くなったのだと不安でしかたがない・・・。




私の想いは届かずに、
床に落ちて踏まれ、形もなくなってゆく。






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