線香花火【完結】

4;君が好きだというなら


俺と親父が散歩から帰ってきたときにはもうバーベキューで使われたものはもう直されていた。

日向たちも水着から普段着になっていた。

「おかえり」椅子に座り込むと日向が後ろから話しかけてくる。俺は後ろに振り向いて日向と話す。

「あぁ」
「おじさんとどこ行ってたの?」日向がそんなことを聞くから俺はさっきの親父との話を思い出して恥ずかしくなる。

「適当に向こうの方」俺は親父と歩いた道を差す。

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