Tolie.




「 んー? 」




天井を仰いで
首を傾げて私を見る。




「 一輝… 」




ギュッと両手で
布団の端を握る。




私の肩には無駄に
力が入っていて
一輝はそれに気づいて
私の手に手を重ねて
“どうした?”と
笑顔をみせた。





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