Tolie.
ふっ、と笑った一輝が
私に優しいキスを何度も落とす。
部屋に響くリップ音に頭が甘く
痺れて、それと一緒に身体の
力が抜けていった。
「 もう限界? 」
「 ん・・・ 」
ズルリ、と座り込んだ私を見下ろして
口角を吊り上げたあと、私を
抱き上げてソファに座らせると
一輝がキッチンからお皿を持ってきた。
「 優斗が作ってったよー 」
「 優斗さんってどこにいるの? 」
「 仕事に決まってるよね 」
”まだ寝ぼけてんの”って
笑われて、顔が熱くなった。
私がご飯を口に含むと
一輝が手を伸ばしてきて、