Tolie.
─────────・・ガチャッ
「 あ、邪魔しちゃった 」
驚いて目を開けたら
一輝がすぐ近くにいて、
同じように目を見開いていて
可笑しくて笑ってたら
優斗さんが水を片手に
一輝の背中を容赦なく蹴った。
「 人ん家でイチャつくのも
大概にしてくれないかな?
せめて俺に気を遣ってさ、ね? 」
”言ってること分かる?”って
冷たい目で一輝を見下ろすと
優斗さんは私の腰に手を回して
すぐそこのソファまで誘導した。