Tolie.
「 落ち着いた? 」
「 ごめ、なさ・・・、? 」
私の声を遮って
優斗さんの大きな手が
私の口を塞いだ。
「 謝るのはナシ。美優ちゃんは
別に謝らないといけないこと
なんか一つもしてないんだから 」
”ね?”
同意を求められて
首を傾げたら、優斗さんに
頭を少し乱暴に撫でられた。
「 ・・・そろそろ、話そうか 」
”時間も遅いしね?”
そう言った優斗さんに連れられて
寝室のベッドに腰を下ろした。