ふたりの総長〜恋を知る〜
「凛夏さんは蝶華の総長だそうで。随分お強いみたいですね。」
「普通の女子高校生よりは強いでしょうね。幼い頃から鍛えてますんで。直接戦うところは見ていませんが息子さんもかなりの腕前みたいですね?」
「まぁ、うちも鍛えてますから。息子・・・いぶきにはこの石山組を継いでもらいますし。組長が弱かったら話になりませんし。」
そう言って要は軽く笑った。
「いぶきは跡継ぎだから鍛えましたけど、なぜお宅は凛夏さんを鍛えられたんですか?」
さくらが慎達に質問した。
「俺達が過ごした環境のせいですかね?」
「環境?」
曖昧に答えた慎にさくらは首を傾げる。
「あたし達2人とも暴走族の総長してたんです。」
それに対して凛が答えた。
「総長?」
「普通の女子高校生よりは強いでしょうね。幼い頃から鍛えてますんで。直接戦うところは見ていませんが息子さんもかなりの腕前みたいですね?」
「まぁ、うちも鍛えてますから。息子・・・いぶきにはこの石山組を継いでもらいますし。組長が弱かったら話になりませんし。」
そう言って要は軽く笑った。
「いぶきは跡継ぎだから鍛えましたけど、なぜお宅は凛夏さんを鍛えられたんですか?」
さくらが慎達に質問した。
「俺達が過ごした環境のせいですかね?」
「環境?」
曖昧に答えた慎にさくらは首を傾げる。
「あたし達2人とも暴走族の総長してたんです。」
それに対して凛が答えた。
「総長?」