ふたりの総長〜恋を知る〜
「ただいま」




それから暫くしてあたしは家まで帰った。
時刻は深夜0時を回っていた。


いつもは明かりの灯ってないリビングから、明かりがもれてる。
母さんか父さん、まだ起きてるのかな?




そう思いながら、あたしは部屋に行こうと階段を登ろうとした。




「凜夏、ちょっと来なさい。」



リビングのドアが突然開き、母さんがあたしを呼び止めた。
その表情は真剣で、あたしはリビングへ向かった。




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