ふたりの総長〜恋を知る〜
「これ…黒崎さん?」
「あぁ、間違いない。」
送られ来たメールの本文はこうだ。
『3時間以内にここに来い
来なかった場合はコイツを犯す
1つだけヒントを与えよう
俺たちは烏間(カラスマ)だ』
そして薬で眠らされているであろう黒崎が写った写真が添付されていた。
口はタオルで塞がれ、手はロープで縛られ手を頭の上に上げた状態で柱に固定されていた。
写真では上半身しか写ってないが、この状態だときっと足も縛られているだろう。
「なぁ、いぶき。黒崎さん右腕負傷してる。なんか変じゃないか?」
そう言った弘から携帯を奪い、もう1度よく見た。
弘の言う通り、右腕を負傷しているみたいでタオルで止血されていた。
「確かに変だ。ナイフならよけれるはずだ。」
武器を使う暴走族ならざらにいる。
蝶華のように名の知れた暴走族なら、そんな奴らと数え切れないほど闘っているに違いない。
今まで蝶華の総長が負傷したとか聞いたことないし、黒崎の肌にそんな傷はなかった。
ということは、ナイフじゃない武器で負傷した。
「…!!まさかっ!」
俺はあることを思い出した。
「あぁ、間違いない。」
送られ来たメールの本文はこうだ。
『3時間以内にここに来い
来なかった場合はコイツを犯す
1つだけヒントを与えよう
俺たちは烏間(カラスマ)だ』
そして薬で眠らされているであろう黒崎が写った写真が添付されていた。
口はタオルで塞がれ、手はロープで縛られ手を頭の上に上げた状態で柱に固定されていた。
写真では上半身しか写ってないが、この状態だときっと足も縛られているだろう。
「なぁ、いぶき。黒崎さん右腕負傷してる。なんか変じゃないか?」
そう言った弘から携帯を奪い、もう1度よく見た。
弘の言う通り、右腕を負傷しているみたいでタオルで止血されていた。
「確かに変だ。ナイフならよけれるはずだ。」
武器を使う暴走族ならざらにいる。
蝶華のように名の知れた暴走族なら、そんな奴らと数え切れないほど闘っているに違いない。
今まで蝶華の総長が負傷したとか聞いたことないし、黒崎の肌にそんな傷はなかった。
ということは、ナイフじゃない武器で負傷した。
「…!!まさかっ!」
俺はあることを思い出した。