【完】遠いキミと
新しい恋を
「……い。おい、どうかしたか?」
え…?あ!!
「ご、ごめんなさい!!あたし寝ちゃって…ってもう夜じゃんか!」
あちゃーと、落ち込むわたし
「佐々木さ、寝てるとき…泣いてたけどなんかあったのか?」
話ぐらいなら聞くぞ?
と、優しい目であたしに言ってくれた
その姿が彼と……廉と、被って見えた
「ううん、なんでもないよ!!ごめんね、びっくりしたよね!」
はは…、とごまかすあたしに、そっか。と言って帰る事になった。