恋ってよんでもいいですか?
もうきっと、来ることはないだろう。


隼人くんの部屋


ぐるりと見回して、靴を履いた。


そして、そこから1歩踏み出した。




早朝にもかかわらずジリジリと照りつける太陽


昨日、溶けてなくなればいいと思った自分自身


一晩、隼人くんの胸で泣き


今、私は穏やかな気持ちで歩いている。


辛いのに


苦しいのに


寂しいのに


恋の終わりにこんなに穏やかでいられるのは


それがいい恋だったから。。。。


隼人くんの優しさに包まれた


幸せいっぱいの恋だったから。。。。

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