恋ってよんでもいいですか?
パリッとしたスーツの広くて大きな背中


いい香りがして


心地よくて


私はなんの躊躇もなくその広い背中に頬を寄せて目を閉じた。



おでこにかかる前髪を撫でる熱い手


頬に触れる指


求め続けていた温もりに会えた夢の中


このままでいたいと浅い眠りに思う。



ずっとこのままで。。。。



そう思うのに



意識はだんだんと戻っていく。



現実に引っ張られるように夢の中の温もりが遠のいた。

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