恋ってよんでもいいですか?
ズキズキと痛む頭を押さえながらどうしてここにいるのか、順立てて考えようと試みる。


なのに、


目覚めた時から胸をギュウッと締め付ける感覚がそれを邪魔する。


それはさっきまでの夢のせいだけじゃない。


漂う香り


私が大好きだった隼人くんの香りと同じ




……隼人くん?!


そう思った。


ほぼ…確信。


私は頭の痛さも忘れて立ち上がった。

< 146 / 257 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop