恋ってよんでもいいですか?
ゆっくりとドアを開けるとリビングらしい部屋


私が寝かされていた寝室にあった照明と同じ間接照明がその部屋の窓際の隅にも置いてあって


優しい光を灯している。


ソファーの上にある人影


そっと近付く。



想うより先にポロポロと涙がこぼれた。


ああ…隼人くんだ。


恋焦がれてるわけじゃない…そう思っていたのに



そう思いこもうとしていた自分に気がついた。

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