恋ってよんでもいいですか?
「わこ…ちゃん?」



聞きたくて聞きたくて


何度も何度も想い出して


夢の中でさえも繰り返し望んでいた声



私の名前を今、隼人くんが呼んでいる。



私はきつく閉じた目と噛みしめた唇をゆっくりと緩ませた。


ゆっくりと開いた目の前


ジッと私を見つめる隼人くんの瞳


ゆらゆらと揺れる瞳で真っ直ぐ私を見つめている。

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