恋ってよんでもいいですか?
「ずっと会いたかったから。


ずっと好きだったから。


ずっと触れたかったから。


だから夢かと思って。


感動して泣いてるみたい。」



目を見開いて私を見つめていた隼人くんが一瞬俯いたと同時にゆらりと揺れた身体



途端苦しいくらいに抱きしめられた。


ソファーから見下ろしていた隼人くんは私と同じ床の上。



その胸の中にキツクキツク抱きしめられて


耳元で「夢じゃない」って隼人くんが囁いた。


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