恋ってよんでもいいですか?
一緒にいるために
「わこちゃん?約束破ったよな?」


まどろむ腕の中で私の耳元に隼人くんが低く呟いた。


「やく、そく?」


「俺、禁煙続行中…っていうかあれから全然吸ってないし」


「……ん?」


「覚えてないとか?」






覚えてる。


3年前約束したんだ…あの時も隼人くんに連れて帰ってもらっちゃって


昨日、また。


「……覚えてるよ。


あんな飲み方しないって約束だよね?


でも昨日、隼人くん何で?」


「ははっ。んー。さりげなく話題すり替えたね…


俺、披露宴は仕事あって出れなくて2次会の途中から参加して。わこちゃんを探した。」



「え?!」

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