恋ってよんでもいいですか?
一緒に暮らし始めて1年
いつもの朝
いつものベッド
隼人くんの腕の中
不意に隼人くんが呟いた。
「わこちゃん、北海道行こうか?」
「北海道?」
「うん。旅行」
別れる前、2人で行くはずだった北海道
初めての旅行で楽しみにしてたけど直前で隼人くんと別れてしまって行くことが出来なかった場所。
あの時のことを思い出すと今も胸がチクンと痛む。
でも、今度こそ一緒に行きたい。
「うん、行きたい。楽しみ!」
わざとらしくないように言ったつもりだったけど、あの時のことを思い出して沈む気持ちになってしまったことを隼人くんは気づいたのか、隼人くんは私の頭を自分の胸に寄せた。
そしてギュッと抱きしめられた身体がフッと緩んだと同時に
少しだけ震えたような隼人くんの声が届いた。
「その前に…春樹に会って欲しいんだ」
いつもの朝
いつものベッド
隼人くんの腕の中
不意に隼人くんが呟いた。
「わこちゃん、北海道行こうか?」
「北海道?」
「うん。旅行」
別れる前、2人で行くはずだった北海道
初めての旅行で楽しみにしてたけど直前で隼人くんと別れてしまって行くことが出来なかった場所。
あの時のことを思い出すと今も胸がチクンと痛む。
でも、今度こそ一緒に行きたい。
「うん、行きたい。楽しみ!」
わざとらしくないように言ったつもりだったけど、あの時のことを思い出して沈む気持ちになってしまったことを隼人くんは気づいたのか、隼人くんは私の頭を自分の胸に寄せた。
そしてギュッと抱きしめられた身体がフッと緩んだと同時に
少しだけ震えたような隼人くんの声が届いた。
「その前に…春樹に会って欲しいんだ」