恋ってよんでもいいですか?
ずっと一緒にいる為に、って言う隼人くん


だけど、会わない方が心乱れることもなくお互いの心を探り合うこともなくこのまま居られる。


大きな不安が胸の中を渦巻く。



私は2人に会って欲しいという隼人くんの言葉に何にも答えることができないままベッドから抜け出し、朝食の準備を始めた。



重い雰囲気が漂う。


後からキッチンに入ってきた隼人くんが私の背中に声かける。


「考えてみて?」と。


背中を向けたままコクンと頷いたけれど


どう考えても思考は堂々巡りで隼人くんの真意が私には見えず、混乱するばかりだった。
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