恋ってよんでもいいですか?
徹夜明けだというのに吸い込まれそうなくらいに綺麗な隼人くんの瞳が私を見下ろす。


「わこちゃん、目赤い。眠ってないんだよな?


ゴメンな、悩ませて」


首を横に振る私


隼人くんの左手が私の瞼にそっと触れた。


「ゴメンな。帰ってちゃんと話そう、って思ってたんだけどがトラブルがあって帰れなかった…

わこちゃんが悩んでんの分かってたのに…」



隼人くんの右手にはノートパソコンが入ってるだろうバッグ


仕事を持ち帰ってきたんだ、ってわかる。


大変だったんだ、ってわかる。



私はただ首を横に振り続けた。


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