恋ってよんでもいいですか?
「やっぱ、止める。」


隼人くんはパッと目を開きそう呟いた後、私の額にキスをした。


止めちゃう…の?


「わこちゃん、身体、キツイだろ?」


私を抱きよせた隼人くんの胸の鼓動は速い。


大人しく抱きよせられる私の頭上で隼人くんが言う。


「俺、昨日、乱暴だったし、あんなとこでしちゃって。ゴメン、俺のわがまま聞かなくていいから」


「。。。。」


乱暴なんかじゃなかった…優しかったよ。


わがまま?違うのに。


私だって触れたかった。


止めないで…いいのに。


そう冷静に思った後、恥ずかしさでいっぱいになってしまった私は、やっぱりこの状況をどうしたらいいのかわからなくて。


考えた挙句、自分からどうにかすることは諦めて隼人くんの胸にこのまま大人しくしていることにした。



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