夢ごこち


学校が終わり、いつもの

帰り道。



朝、りょうくんにメールを

送ってから返信が来ない。



「忙しいのかなぁ…

はぁ…バイトに行くか。」

あたしは、バイト先の

コンビニに向かった。



「おはようございまーす。」

挨拶をしてロッカー室に

向かった。



店の制服に着替えていると、

ドアが勢いよく開いた。



「ゆな、おはよ!

みなね、昨日じゅんくんと

いい感じになっちゃって、

付き合うことになっちゃった!

ゆなは、りょうくんと

どうだったの?」

「別に…なにもないよ。」

「なーんだ。つまんないの。」



みなに言うと、話が大事に

なるから、あたしは何も

言わないことにした。


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