夢ごこち

「おはようございまーす」

挨拶をしてロッカー室に

向かった。



「あっ!ゆな、おはよ!」

「おはよー」

挨拶してきたのは、

同じバイトのみな。

あたしは、やる気のない

返事をした。



「ねぇねぇ、ゆな、バイト

終わってから時間ある?」

満面の笑みで話掛けてくる

みな。

「なんで?」

「合コン!行かない?」

まただ…みなは、合コンが

大好き。

それに毎回付き合わされる

のがあたし。

「今日は、H大の2年だよ!」

「今日は、パス。」

「え~!!行こうよ!!

ねぇねぇ、行こうよ!!」

はぁ…めんどくさい…。

「わかったよ…」

みなの駄々に構うのは

めんどくさいから、

あたしは結局合コンに

行くことにした。


< 3 / 28 >

この作品をシェア

pagetop