夢ごこち
「おはようございまーす」
挨拶をしてロッカー室に
向かった。
「あっ!ゆな、おはよ!」
「おはよー」
挨拶してきたのは、
同じバイトのみな。
あたしは、やる気のない
返事をした。
「ねぇねぇ、ゆな、バイト
終わってから時間ある?」
満面の笑みで話掛けてくる
みな。
「なんで?」
「合コン!行かない?」
まただ…みなは、合コンが
大好き。
それに毎回付き合わされる
のがあたし。
「今日は、H大の2年だよ!」
「今日は、パス。」
「え~!!行こうよ!!
ねぇねぇ、行こうよ!!」
はぁ…めんどくさい…。
「わかったよ…」
みなの駄々に構うのは
めんどくさいから、
あたしは結局合コンに
行くことにした。