地味子の秘密‥?


「別れ話とかだったら
どうしようかと思ったけど
別に、離れるだけだろ?
気持ちがあれば距離なんて
関係ねぇだろ」

「‥ぇ?」

「伊織への気持ちはこれからも
ずっと変わらない。絶対に。
だから、伊織が帰ってくるまで
俺は、待ってる。絶対に」

「‥うっん」

「だから安心しろ!
安心して、アメリカ行け!な?」


頼歩はあたしを抱きしめた。


< 145 / 160 >

この作品をシェア

pagetop