マイティガード
ロボット?
機械人形?
人間の姿をしているのに、人間ではない存在?
そんなことを突然聞かされて、信じろと言うのが無理な話だ。
「………き、機械……?」
…だが、マドックは実際その目で見ていた。
無数の弾痕。何より額に開いた風穴が、パーシバルが人間でないことをハッキリと証明しているのだ。
今更信じないとは言わない。
むしろ一層思い知らされた。
「……リトル・レッド社…!
なんて、…なんておぞましいことを……!!」
自分が誓った復讐は間違いではなかったということが。