キミの隣で想うコト
ガチャガチャ

玄関の扉が開く音がした。

「入るぞ~。」

男っていちいち鍵閉めとかないのかよ。


入ってきたのは、洋介と駿だった。


「おっ杏奈一番乗りかい。」

「洋介なんか久しぶりぃ~。」

「最近俺バイト忙しくてさ。今日は久々休み♪」

「そうなんだぁ~。大変だね。」

「あっ久しぶりっ!」
私は駿に向けて声を掛ける。

「あっうん。」

今日も控えめだなぁ…。


「じゃあ、千明来る前に買い出し行っとかない?」

「そだね。」

知哉の提案で、買い出しをしとくことになった。

< 24 / 102 >

この作品をシェア

pagetop