キミの隣で想うコト
しばらくして、私はだいぶ酔ってきた。

「大丈夫か?」

「うん…意識は全然普通です。でもなんかふらふらする…。」

お手洗いに席を立つと、足元がふらついてしまった。

あぁ…飲み過ぎたなぁ。


ゆっくりと席に戻る。


「そろそろ店出るか。」

「うん。」


車まで、英成の手に引かれて身体を支えてもらった。

「本当大丈夫?」

「うん…気持ち悪いとかではないから大丈夫。」
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