キミの隣で想うコト
英成の動きが止まった。

「こんなところじゃやだ…。」

本当は場所なんて関係ない。これ以上触られるのが嫌だった。

「そか…。わりいっなんか止まらなくなった。」
いつもの笑顔に戻った英成がいた。


「うん…大丈夫。」


ほっとした。

安心して泣きそうなくらいだった。

だけど、堪えた。


< 45 / 102 >

この作品をシェア

pagetop