キミの隣で想うコト
隼人の家はコンビニからすぐの距離だった。

千明の家同様、大学から近いので、羨ましい限りだ。


「お邪魔しまーす。」

隼人の部屋は、ちょっと小さい部屋だけど、ロフトがあって、黒をベースにしているようだ。

なかなか落ち着けそう。


「まっ適当に座って。」

「はーい。」

「なんかバイト終わりとは思えないくらい元気だね?」

「そう?まぁ唯一の取り柄かな~。結構体力自信あり。」

「そうなんだ。」

「わっ何これ?ギター?」

「うん。」

「なになに、隼人弾けちゃうわけ?」

「まぁ…一応軽音部。」

「すごーい!聴きたい!」

「残念。今はちょっと時間遅いからなぁ~。また今度な。」

「なんだ~残念。」

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