キミの隣で想うコト
それにしても…

駿は他の人がいると、あんまり喋らないんだなぁ。

二人だったら話すくせに。



そんなことを思って駿のほうを見てると、目が合ってしまった。

「なに?」

「いや…なんでもない。」

「ふ~ん。」



「なあなあ、何する?俺んちゲームくらいしかないんだけど。」

「ゲームいいじゃん♪杏、結構好きだよ?」

「じゃあやる?」

「うん。駿はゲームでいい?」

「うん、なんでもいいよ。」


~♪
その時、駿のケータイが鳴った。

「あっもしもし?」


駿が話している間に、隼人と何のゲームをするか考える。


「わかった。じゃあな。」

どうやら駿の電話が終わったようだ。


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